制作物データの著作権・取扱いについてのお願い
企業様と継続的に末永く良好な関係を築くことを第一優先として
弊社では、ご依頼いただきました企業様と継続的に末永く良好な関係を築いていけますことを第一に考え、予算内でご希望の制作物が出来ますよう、制作費をギリギリの安値で設定させていただいております。加えて、広告業における著作権の内容に沿って活動させていただいております。
このようなことから二次使用の制作物につきましては、弊社で引き続き作成のご依頼をいただくことをお願いしており、大変申し訳ございませんが、他社様の制作での使用はお断り申し上げております。
著作権の国際的な保護を目的とする条約に、ベルヌ条約があります。ベルヌ条約は無方式主義を採用している国際基準の条約であり、加盟国はすべて無方式主義を採用していることになります。日本は1899(明治32)年に加盟しているため、日本の著作権法は無方式主義を採用しています。無方式主義の著作権は、著作物が創作された時点で制作者・制作会社に自動的に発生する権利です。
二次使用について
「カタログのデザインをチラシや他のものに使いたいのですがいいですか?」「データをください」というご要望があります。ですが、カタログのために制作したデザインは、チラシや他のために制作したデザインではありませんので、再利用する場合には、新しく作成する制作物用に編集する必要があります。他社で二次使用するよりも元々制作を担当した弊社で作成した方がより良い品質が提供できるものと考えますので、弊社に引き続き作成を依頼していただくことをお願いしております。企業様の予算に沿った安価な制作費で対応しておりますので、ご了承いただければ幸いです。
カタログで作成した図版を、勝手に使用したり、デザインを変えて別の媒体に使用することや、無断で修正・変更、アレンジは、法律で禁じられています。
どうしても二次使用したいということであれば、二次使用料が発生します。二次使用料は使用する媒体の露出度や重要度によって異なります。
時折、デザインデータを無料で譲渡しているデザイン会社も見かけますが、その場合、(※)最初の制作物の制作料をそもそも高く設定している、または、ホームページや他の媒体も一緒に受注し、そちらでの制作費用も含めて採算が取れている場合です。弊社でも、他の媒体等含め、複数の受注をいただく場合は、全体を加味した上で二次使用料の設定をさせていただきます。
版下データについて
弊社では著作権上、編集やアレンジが出来る版下データのお渡しはしておりません。そのため、弊社に無断で文字や図版を差し替えて、企業様で印刷や増刷をすることはできません。時折「印刷は他社の安い印刷会社で印刷をする為データをください」という場合があります。
この場合は、デザイン・版下データ制作費とは別に、印刷データ譲渡料が必要になります。印刷データ譲渡料は、デザイン・版下データ制作費の3〜5倍程度の費用が必要になります。その場合、アウトラインした印刷入稿用のPDFデータを納品させて頂きます。※アウトラインしていないデータはお渡ししておりません。
時折、印刷データ等を無料で譲渡しているデザイン会社もありますが、その場合は上記(※)のような理由や二次使用しない、印刷を目的としない場合です。
著作権譲渡について
弊社では著作権の譲渡はしておりません。デザイン制作料を支払ったので、著作権も一緒に買った(著作権が移った)と勘違いされているケースが多く見られます。制作依頼したデザインを弊社に無断で他の媒体に使用したり、色や形を変えて使用することはできません。著作権法上も弊社で作成したデザインは弊社の著作物になります。
他に、制作している段階で、企業様からの要望で出していただいた案を採用する場合もありますが、その場合も希望された内容に沿って編集したり、制作した弊社の著作物になります。
ロゴマークについて
ロゴマーク、シンボルマークは、その性質上、様々な媒体で使用できるように、Adobe Illustratorのアウトラインデータにて納品させて頂きます。デザインのアレンジはできません。
信頼関係
たくさんの広告代理店、デザイン会社の中から弊社を選んでご依頼いただきました企業様のますますの繁栄に繋がりますよう努め、お互いに信頼関係を築いていきたいと存じます。